和解ならず (+おわびとお知らせ)

がっかりしましたが、ぼんやりしていたら、だんだん気力が湧いてきました。


こちらの記事を拝見しました。

薬害和解決裂: 今のところの感想 (白鳥一声)
http://8910-1000.at.webry.info/200712/article_18.html

(管理人さま、お世話になっております。m(_ _)m )

私の考えを書いてみます。
(間違ってるところが色々あるかもしれないと思います。和解も決裂いったん打ち切り?したので、書いてもかまわないかなと思います。大目に見てくださいませ。)


>原告が和解を拒否した理由

原告の言葉をそのまま受け取ると、
①何より薬害を再び起こさないために、線引きしないで責任を認めさせる、ということだと思います。
「口止め料」という言葉を聞きましたが、これは責任について何も言わせないためのお金だ、ということかと思います。

次に、言葉の通り
②全ての原告の命の重さを同じに扱うべきだ、ということだと思います。
原告は何より、国と製薬会社が人の命を軽んじてきたことに対して、激しく怒っています。
(実際、国と製薬会社はひどいことをしました。)
だから、ここできっちり、人間の命の重さが同じであると、認めさせたいということだと思います。
(私は、これがすごく理解できる話だと思いますが、どうも皆はピンときてないんじゃないかと思います。私は、皆がピンときてないこと自体が、深刻な問題じゃないかと感じています。)
特に厚生労働省の官僚が、他人の命に価値を認めないということは、けっこう恐ろしいことだと思います。

それから、(私の勝手な推測ですが)
③全てのウイルス性肝炎患者を救済する機会にしたいと思っている、かもしれないと思います。
(なぜこれが全てのウイルス性肝炎患者の救済の機会になるか、について私も難しいのですが)
線引きをしないで責任を認めると、すべてのウイルス性肝炎が国の血液行政の誤りのせいだ、ということになるらしいです。

そして国が一番嫌がっているのが、この③らしいと聞きました。
国が嫌がっているということは、原告のねらいもこれかも知れないと思います。
昨日紹介したこちらのサイトによる試算では、
全てのウイルス性肝炎患者を救済しても、財政が破綻するほどのことではなさそうです。

薬害肝炎訴訟全国弁護団ホームページ
- 弁護士の提言 命の救済と3兆円 医療費削減のために - 
http://www.hcv.jp/proposal.html

〔こちらに、正しくない情報があることが分かりました。申し訳ありません。詳しくはこちらをご覧下さい。〕
http://39774186.at.webry.info/200801/article_21.html

もちろん国の試算とは違うでしょうが。
(私は別に試算なんかしなくても、破綻なんかしないと思っています。結局、人の命にいくらの値段をつけるのか、という問題だと思います。)

>やはり「お金の問題」なのではないでしょうか?

そう言えるかもしれないと思います。
原告がウイルス性肝炎患者全ての救済を考えているなら、今回国が提示した額では足りません。

>本当に予期できなかった最初の一例めの薬害肝炎

国の案は、いくつかの判決の中で、一番短い期間のものをとって線引きしました。
本当に、「最初の一例め」だけをのぞく線引きだったら、ある程度納得できたかもしれないと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

birds-eye
2007年12月21日 07:11
 記事拝読しました。こちらのも読んでいただきありがとうございます。
 申し訳ないのですが、すぐにお返事は書けそうにありません。遅れてしまいますが、後日必ず書きますので、お待ちいただければと思います。

 とりあえず、一点だけ。
>一番短い期間のものをとって線引き
 この点は、全くその通りだと思います。もしも原告団が「責任範囲の線引きの仕方」に異議を唱えて訴訟を継続ていれば、僕は強く賛同するつもりでした。
2007年12月21日 16:35
>私は、皆がピンときてないこと自体が、深刻な問題じゃないかと感じています。)

この視点は非常に重要な指摘だ、と思います。
あまりにも色々な事件を見たり聞いたりしていると感覚的に麻痺してしまう部分があって、その感覚が命の軽視に繋がってくる、と思います。情報の海におぼれている。
アイスゆず
2007年12月21日 21:00
>suzuran様
コメント有難うございます
アイスゆず
2007年12月21日 21:44
>birds-eye様

こんなに早く、コメントを頂いて嬉しいです。
お忙しいのに、有難うございます。

18日の新聞に「~過失を認める「法的責任」の文言にはこだわらず、被告側に一定の譲歩をした形だ。 」とあったので、線引きしなくても、すべてのウイルス性肝炎が行政の責任だ、ということにはならないんじゃないかと思って、イマイチよく分かりませんでした。
でも、今日21日の新聞を見ると、「司法の場で政府の法的責任が認められなかった原告まで同様に救済することが前例になれば、「今後、訴訟をおこされれば、すべて政府が救済しなければいけなくなる」」とあったので、分かった気がします。

>「責任範囲の線引きの仕方」に異議を唱えて訴訟を継続ていれば、僕は強く賛同するつもりでした。

この先のご意見、お待ちしております。
私も、色々考えてみます。
birds-eye
2007年12月21日 22:57
 いろんなものを読んで、ゆっくり考える時間がほしい今日この頃です。

>18日の新聞に…
 これはフォローできていなかったので、有益な情報本当にありがとうございました。(そしてお礼述べ忘れましたがその前の3兆円試算も、ものすごくよい手がかりになりました)

>この先のご意見
 さしあたって朝日新聞の今日づけ社説で代用させてください。非常によい内容だと思いました。
 僕の主張でいちばんトゲがある部分をぼやかしたような社説ですが、ああいう書き方をされると「それでいいのかな」という気分になります。
アイスゆず
2007年12月21日 23:24
すみません。「お待ちしています」と書いてしまったので、お忙しいのにお返事下さったんじゃないかと心配です。

社説を読んで、また新しい記事を書きます。
birds-eye
2007年12月21日 23:45
 あ、いえ、お気になさらず。ぶっちゃけると観光旅行ですので(おいおい)
 それは別にしても、実際この薬害問題が気になっているのは確かなのです。なので、アイスゆずさんが気に病まれることではないですよ。
 そして明日は本当にお返事書けません。宿にネットがないのは手も足も出ないです。
 書くも書かぬも自分の都合、というオチでした(苦笑)。
アイスゆず
2007年12月22日 12:49
新しい記事を書きました。
なぜかトラックバックができません。orz

和解ならず その2

この記事へのトラックバック