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zoom RSS 裁判とは何か

<<   作成日時 : 2008/02/15 00:22   >>

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『現代思想』2008年2月号 特集…医療崩壊 p120-142 「告発の流儀 医療と患者の間」 インタビュー 山田真(小児科医)/立岩真也(聞き手)

北村さんに教えて頂いた、p127−129を読みました。
北村さん、本当に有難うございます。
 m(_ _)m

p128 上段
〜スモンの裁判を最後までやった古賀照男さんという人がいて、彼がやった裁判は本当に被害者自身の裁判だったと思うけれど、そういうふうに被害者自身が方針を決めて進めていくという裁判は少なかった。弁護士が自分の利害も含めて、引くべきか進むべきか考えて、それでやめたり、進めたりしていたようなところがあったと思う。それはも今も薬害C型肝炎ん訴訟でもなんとなく垣間見られるような気がするけど、考えすぎかな。何か被害者の思いと弁護士の方針が少しすれ違ってるような気がするんだ。


以前、下のブログで管理人さまとお話させて頂いたことがあります。

<大事小事-米島勉日記>
「なにか変だ-薬害C型肝炎訴訟原告団」
http://blog.goo.ne.jp/daijishoji/e/b4edf9babebb71a70d721b320d157e2c
(こちらのブログを見つけた時、文章がとても丁寧で、たくさんの知識をお持ちの方だと感じたので、お話させて頂きたいと思いました。今、他の記事を読ませて頂いてもそう思います。)

私にとって、このときコメントさせて頂いたことが、原告と弁護団、また原告以外の被害者と原告弁護団との間に温度差があるかもしれないことを、気がつくチャンスだったのに、と今思います。この時は、こちらでおっしゃることは受け入れられないと思いました。私が、相手の話を丸呑みするか、完全否定するか、というような単純なことばかりやっていたから、なかなか本当のことが分からなかったのだと思います。

p127 下段 

〜やっぱり、裁判は勝たなきゃしょうがないのであって、負けたものに歴史的な意味はあまりない、と私は思うんだけど、〜

〜『理念的に勝ったのだから、意味がある』とか言うんだから〜 


p128 中段
山田 僕が関わった範囲、例えば医療事故による個別の裁判で言えば、被害者は実際に賠償金を請求するという形でしか裁判ができないから、金を請求しているけど、金をいくらもらっても済む話ではない。要するに、手をついて謝ってほしいということで始まるわけだよね。でも示談である程度のお金が出ることはあっても、ほとんど手をついて謝ってもらえる光景には出会えない。

 裁判なんて本当に悲惨なもので、被告なんてほとんど出てこない。全部代理人で、代理人同士が遣り取りすることで終わってしまって、それで、原告が出てきても被告にいっぺんも会えないままで終わってしまうとかいうことがよくあった。そうすると、例えば弁護士の利害から言えば、謝ってもらったってしょうがないというか、実質的に取るものも取らないとしょうがないわけだよね。確かにお金を払わないでただ謝るという形になることはあり得ないといえばあり得ないから、しょうがないのだけれども。とにかく患者さんの思いというものが裁判の早い段階で抑えられてしまって、裁判はこういうものだからこういうふうになるんだよ、と言われて、なんとなく納得できないままに裁判が終わるということが多かった感じはする。僕らが証人として出たりしてみてもそういうところがある。やっぱり食い足らないというか、もっと本質的に問わなければならない問題があるのに、そこを弁護士がきちんと掘り下げることをしない場合が少なくない。
(略)


私は私が、裁判というのがどういうものなのか、全然分かっていなかった、とがっくりしています。くやしいですが、下で教えて頂いた通りです。

<白鳥一声>
「薬害肝炎まとめ 3.弁護団も「正義」ではない」
http://8910-1000.at.webry.info/200801/article_28.html
僕たちは、とかく簡単な構図を求めてしまいがちです。水戸黄門が悪代官を裁くように、裁判所が機能することを求めてしまいます。


何かがあって、責任を追及したい、訴訟をおこしたいと思っても、原告になる前に、まず裁判というものがどういうものなのか十分に知っていなければならないのだと思います。それでも訴訟をおこすなら、意味のある裁判をできるように、どんなやり方でやるのか十分考えなければならないのだと思います。

もし裁判をやらなくてすむなら、それに越したことはないのだと思います。

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